my best figure skating

独断と偏見に基づく

My best short program of Jeremmy Abott


2011 U.S. Nationals Jeremy Abbott SP

アボットといえば、エクソジェネシスやライフイズビューティフルなど

叙情的なプログラムをイメージする方も多いと思いますし、

本人としてもそのように思っている気がするのですが

一方でこのショートプログラムのようなモダンでアーティスティックで

ダンサブルな疾走感のある滑りは、素晴らしく唯一無二だと感じています。

もうグランプリシリーズ初戦のNHK杯から釘付けでした。

系統としては、ランビエールの系統だと思うのです。

振付けも同じナハロさんですし。

ランビエールの場合は、情感溢れる正統派タンゴ、

アボットの場合は、北米の硬質なモダンコンテンポラリーな要素が加わった

洗練されたタンゴだと思います。

このプログラムは、最初から最後まで魅入ってしまうほど素晴らしく

もうジャンプを降りたときやスピンさえ芸術的で本当に素晴らしい

と素晴らしいという言葉ばかり使ってしまうようなプログラム。

現役のシーズン後半は、叙情的なプログラムが主で現在も

そうかなと思うのですが、こういう疾走感に溢れるアーティスティックで

ダンサブルなプログラムもまたぜひみたいと思っています。

そして、急激に艶っぽく美しくなったと当時周りのスケートファンの間で

話題になったコーチ業が脂に乗った佐藤由香さんを見ることもできます。